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膝に水がたまる原因と対処法|正座もラクになるストレッチ・マッサージ3選

「膝に水がたまって正座がつらい」「病院で水を抜いたけど、またたまってしまう…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?

そんなあなたへ、膝の腫れや痛みをやわらげる簡単セルフケアをご紹介します。

 

 

【目次】

膝に水がたまる原因とは?放っておくとどうなる?

医師が勧める!膝の水を抜く3つのストレッチ&マッサージ

膝の水を「抜くのはクセになる」は本当?医師の見解

注意点:こんなときは病院へ!

まとめ:膝に水がたまる人こそ、ストレッチを日常

 

膝に水がたまる原因とは?放っておくとどうなる?

膝に水がたまるのは、膝関節の「炎症」が主な原因です。


関節内の滑膜(かつまく)が炎症を起こすと、体は膝を守ろうと関節液(いわゆる「水」)を出します。
これがたまりすぎると、関節の内圧が上がって痛みや腫れ、動かしにくさにつながります。

 

医師が勧める!膝の水を抜く3つのストレッチ&マッサージ

 

① 太ももの前側ストレッチ(膝の曲げ伸ばしをラクに)

目的:大腿四頭筋の柔軟性アップ → 膝の負担を軽減
やり方

①うつ伏せになります。

 

②片膝をゆっくり曲げ、かかとをお尻に近づけるように引き寄せます。

③太ももの前側が伸びているのを感じながら、左右交互に繰り返します。

④各足15回ずつ、計30回を目安に行いましょう。

 

ポイント

・無理に曲げすぎない(痛みがある場合は曲がるところまででOK)

・勢いをつけると痛いのでゆっくり行う

・太ももの前に力が入っている感覚を意識

 

② 膝裏のリンパマッサージ(水の排出を促す)

目的:関節液の循環を促進 → 水の排出をサポート
やり方

①膝を軽く曲げ、手を膝裏に添えます。

②親指で膝裏の真ん中(くぼみ)を優しくマッサージ。

③前側の手は添えるだけで、押さないように。

④両足とも、30秒ずつ行いましょう。

 

 

ポイント

・押しすぎない(「気持ちいい」程度でOK)

・痛みを感じたら中止する

 

③ 膝蓋骨(お皿)の動き改善マッサージ(関節の柔軟性をキープ)

目的:膝蓋骨周辺の滑膜の柔軟性をアップ → 水の循環を改善
やり方

①足を伸ばして座ります。

②両手の指で膝のお皿を包むように持ちます。

③上下・左右にやさしく動かします。

④30秒間、ゆっくりマッサージしましょう。

 

ポイント

・上下・左右に動かすことで周囲の組織をほぐす

・力を入れすぎず、リズムよく行う

膝の水を「抜くのはクセになる」は本当?医師の見解

 

「一度水を抜くとクセになる」と心配される方も多いですが、それは間違いです。


水がたまるのは、ストレッチやケア不足によって炎症が繰り返されているだけです
日頃から今回のようなストレッチを取り入れることで、自然と水がたまりにくい膝を目指せます。

注意点:こんなときは病院へ!

 

以下のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

 

・膝がパンパンに腫れて強い痛みがある

・転倒や強打のあとから腫れがひどくなった

・熱を持っている、赤く腫れている

 

出血している可能性もあるため、自宅での対応には限界があります。

まとめ:膝に水がたまる人こそ、ストレッチを日常

 

膝の水は、日々のケアと運動習慣で十分対策できます。
ストレッチやマッサージを「毎日2分」から始めてみませんか?

動画ではさらに詳しく解説されていますので、興味がある方はぜひご覧ください。

 

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