膝の痛みに
お悩みではありませんか？
膝の痛みを抱えており、鎮痛剤を使って治療をしても症状が治まらない、痛みはあるけれど手術には踏み切れないなど、不安を抱えている方は多くいらっしゃると思います。痛みの治療には鎮痛剤の服用、ヒアルロン酸注射や人工関節手術が一般的に行われますが、近年ではPFC-FD療法と呼ばれる、PRP療法を応用した治療法が注目されています。以下のような症状にお悩みの方のための治療になります。
- 鎮痛剤を服用しても痛みが再発する
- ヒアルロン酸注射を使った治療をしているが痛みが改善しない
- 膝に水が溜まる
- 慢性的な痛みが継続している
- 痛みによって歩行困難になり、手術を検討している
PFC-FD療法は、患者様ご自身の血液から作られたPRP(多血小板血漿)を更に活性化し、血小板に含まれる様々な成長因子の役割により身体が本来持つとされる自然治癒反応を促進させます。この成長因子を取り出すことで以下の3点に働きかけます。
- コラーゲン産生の促進
- 自己修復機能の促進
- 抗炎症作用
PFC-FD療法は膝や肘の関節痛だけでなく、運動器の炎症や外傷、変形による痛みも緩和させる効果が期待されています。当院では、一人でも多くの患者様の苦痛を改善させるため、PFC-FD療法を取り入れています。身体の痛みでお悩みがある方は、ぜひ当院までご相談ください。
PFC-FD療法とは？
再生医療PRP療法
再生医療の一つにPRP療法があります。PRP療法とは、患者様ご自身の血液中に含まれる血小板の成分を取り出して、損傷した患部へ直接注射することで自然治癒能力を最大限に活用でき、痛みの軽減、損傷部位の治療を行います。
PFC-FD療法はPRP療法を応用した治療法
当院では、PFC-FD療法と呼ばれる、PRP療法を応用した治療法を行っております。PFC-FD療法は患者様ご自身の血液からPRPを作成し、そこから成長因子を取り出して無細胞化し、冷凍乾燥(フリーズドライ)したものです。PFC-FD療法はPRP療法よりも成長因子が約2倍となり、凍結乾燥することで長期保存(約6カ月間)が実現可能になります。
PFC-FDに含まれる主な成分
当院では、PFC-FD療法と呼ばれる、PRP療法を応用した治療法を行っております。PFC-FD療法は患者様ご自身の血液からPRPを作成し、そこから成長因子を取り出して無細胞化し、冷凍乾燥(フリーズドライ)したものです。PFC-FD療法はPRP療法よりも成長因子が約2倍となり、凍結乾燥することで長期保存(約6カ月間)が実現可能になります。
| TGF-β |
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|---|---|
| PDGFa／ｂ |
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| VEGF |
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| ｂFGF |
|
| EGF |
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PFC-FDのメリット
- PRP療法に比べ組織修復のある成長因子が約2倍含まれる
- 患者様ご自身の血液を使用したオーダーメイドな治療
- 冷凍乾燥することにより成長因子の濃度が低下せず、長期保存が可能。
- PFC-FD療法はPRP療法より痛みが少なく、成長因子や無細胞化を体外で実施できる
- 関節腔内注射による投与のため、入院や手術が不要(膝の場合)
PFC-FD療法のデメリット
- 患者様ご自身の自己修復力によって治療効果に差がある
- 自己修復力を促進させるため、時間の経過と共に消失しますが、治療後数日は痛みや腫れを伴うことがある
PFC-FD療法で
効果が期待できる疾患
- 上腕骨外上顆炎(テニス肘)
- 上腕骨内上顆炎(ゴルフ肘)
- 腱鞘炎(手首・足首の痛み)
- 肉離れ(筋断裂)
- 変形性関節症(軟骨がすり減ることで起きる関節痛)
- 膝蓋腱炎(運動中や運動後の膝の痛み)
- 膝窩筋腱炎(動作時の膝後面の痛み)
- 靱帯損傷(肘・膝の外傷)
- アキレス腱付着部炎(長時間の歩行・走行による踵背側の痛み)
- 足底筋膜炎(歩き始めや長時間歩行時の足裏の痛み) など
PFC-FD療法で
期待できる成長因子の働き
- 痛みの軽減
- 傷や怪我の修復速度の促進
- 組織の柔軟性を再生
- 治りにくい部位の治癒能力の再活性化を促進
再生医療に関する
よくある質問
安全性について教えてください。
患者様ご自身の血液を使用して治療するため、他人の組織を使用した治療に比べて感染症のリスクや拒絶反応、副作用が少なく済む安全性の高い治療です。
副作用について教えてください。
PFC-FD療法は、患者様ご自身の血液を使用して治療するため、免疫反応や感染症のリスクは低く、副作用が比較的少ない治療法です。注射部位の熱感、発赤、疼痛、内出血などが見られる場合がありますが一時的なものが多く、1週間程度で改善されます。
運動はいつから行うことができますか？
注入当日の運動やマッサージはお控えいただき、腫れや痛みがなければ翌日から軽い運動が可能になります。治療後1週間程で通常通りに運動が可能です。
効果はどのくらいでみられますか？
PFC-FD療法は、自然治癒力を促進させる治療法であるため、即効性がなく、効果は人それぞれです。一般的に組織の修復は1週間～6カ月で起こるので、この間に炎症の改善が見られ、痛みが軽減すると言われています。
入院や手術は必要ですか？
入院や手術の必要はなく、患部へ直接注射を行う治療です。
高齢であっても治療を受けることができますか？
高齢の方でも治療が可能です。慢性疼痛でお悩みの方は、より治療効果を向上させるためリハビリも併せて実施することをお勧めしています。
関節以外の症状に治療効果はありますか？
自己回復力を促進させる治療のため、関節、腱、筋肉などに治療可能です。
医療費控除は適応されますか？
適応可能です。確定申告で申告後、還付金を受け取りください。
※1年間に払った医療費が10万円を超える世帯に適応されます。
※治療費の領収書は確定申告で必要になりますので、保管をお願いします。
※領収書の再発行はできません。大切に保管をお願い致します。
治療を受けることが
できない場合
PFC-FD療法の前に感染症検査(HIV、HBV、HCV、HTLV-1、梅毒)を行います。検査結果で一つでも陽性がありましたら、治療はできません。悪性腫瘍、重篤な心疾患、肺疾患、肝疾患、腎疾患、活動性の感染症、コントロールができない糖尿病を患っている方は治療を受けることができません。また、医師が治療不可と判断した場合には治療を受けられません。
治療の流れ
1診察、問診、検査(レントゲン検査など)
※健康保険内で検査可能です。2採血
約50ミリ採血し、加工委託事業者でPFC-FDの製造を行います。
3注射
3週間後、作成した自己血液を治療する部位に注射します。
治療費について
| PFC-FD作成、注入費用 及び治療前の感染症検査費用 |
|---|
| 1関節もしくは１部分 248,000円 |
治療前の検査で(HIV、HCV、HBV、HTLV-1、梅毒)の中で一つでも陽性反応が出た場合には治療を受けることができません。その際、血液検査の費用もご負担いただきます。
